不眠の反対,過眠について

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不眠の反対,過眠について

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眠れなくて困っている人がいる一方で,寝過ぎてしまう過眠で悩む人も多くいます。疲れているから眠いんだろうと思って放置せずに,何かの病気を疑う必要があります。では,過眠の種類や原因,対処法について見てみましょう。

 

過眠の一つとしてよくあるのが,春先になると眠くなるというものです。これは,自律神経のバランスが乱れることによるもので多くの人が経験するものですが,冬場にやたら眠くなる人もいます。これは,冬季うつの症状の可能性があり,やる気が出ない,気分が晴れない,などといった症状と合わせて起こることがあります。1シーズンだけだから大丈夫と考えずに,病院で相談することをオススメします。

 

やたら眠くなる病気として有名なのが,ナルコレプシーです。居眠り病ともいわれて,朝起きられないというよりも,昼間に強い眠気が襲ってくることが多く,日常生活に支障が出てしまいます。さらに,特徴的なのが脱力発作で,特に感情が高ぶったときに力が抜けるというものです。また,寝付いてすぐにレム睡眠に入ることによって,睡眠麻痺(金縛り)や幻覚が現われるのも特徴です。診断基準や治療方法もありますので,心配せずに早めに病院を受診しましょう。

 

何らかの薬の副作用として,寝過ぎてしまうこともあります。一時的に使用する薬であれば問題ありませんが,持病のために毎日飲む薬の影響であることもあります。気になるなら医師に相談し,薬を変えるか減らすかしてもらうと良いでしょう。