不眠の種類

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不眠の種類

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不眠といってもすべてのケースで同じパターンではなく,いくつかの種類があります。その一つだけに当てはまる人もいれば,複数の種類に該当する人もいます。では,不眠にはどのような種類があるのか,見てみましょう。

 

不眠の種類の一つ目は,入眠障害です。これは,寝付きの悪い状態です。個人差はありますが,通常なら30分もすれば眠りに入れる人がほとんどですが,入眠障害だと布団に入って1時間経っても2時間経っても眠れない,ということは珍しくありません。眠れないと思いながら悶々としていると,気が付けば空が白んでくるほどの人もいます。

 

不眠の種類として,中途覚醒というのもよくあります。それなりの時間で寝付けるのですが,夜中に何度も目が覚める,という状態を中途覚醒といいます。目の覚める回数が何回を超えると中途覚醒,という基準はありませんが,全体として眠りが浅いと感じていたり,その睡眠状態で十分リフレッシュできていなかったりするなら,中途覚醒タイプの不眠といえるでしょう。

 

さらには,早朝覚醒というタイプの不眠もあります。これは,朝早くに目が覚めてその後はほとんど眠れない,というものです。年を取ればこのタイプの不眠になると考えがちですが,加齢に伴う睡眠パターンの変化によって起床時間が早くなるだけのことですから,高齢者の早起きは早朝覚醒ではありません。早朝覚醒は,うつ症状の一つとして起きやすい睡眠障害です。

 

この3つの基本的な不眠に加えて,熟睡した感じが得られない,熟睡障害というタイプの不眠もあります。