運動不足と不眠

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運動不足と不眠

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不眠の原因としては,運動不足も大きな一因となっています。運動不足そのものが睡眠習慣に影響したり,運動不足から来る体調不良が不眠を引き起こしたりします。では,運動不足による不眠のメカニズムについて見てみましょう。

 

睡眠は普通,疲労を回復させるために必要なものですから,疲労感を感じずに晩が来て布団に入っても眠れない,というのは容易に理解できることです。実際,適度に体を動かして活動的に過ごした日の晩はよく眠れるのに,一日のんびりした日は眠りにくいものです。睡眠の必要度ということから考えて,運動不足は不眠の原因となるといえるでしょう。

 

それだけでなく,運動不足によって健康的な生活が送れていないなら,それが睡眠を妨げることも十分考えられます。

 

その一つが,体を動かすことでストレスを解消できない,ということです。運動の効果としてストレスを解消できるというものがありますが,運動不足になるとそれができないばかりか,ストレスが蓄積し不眠が引き起こされます。体を動かすような仕事をしていない人や運動の習慣がない人は,ストレス疲労によって眠れなくなることがよくあります。

 

また,運動不足の人の傾向として,生活のリズムが狂うということもあり,それがリズム障害による不眠の原因となるケースも珍しくありません。特に,決まった時間に出勤する必要のないフリーの人や主婦の人,リタイヤした人などはそうなりやすいでしょう。

 

かといって,寝る前に激しい運動をすると緊張状態が続いて眠れなくなりますから,運動するタイミングも考えなければいけません。