貧血の症状

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貧血の症状

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貧血は血液が関係する病気であるため,全身の状態に影響し,さまざまな症状となって現われます。他の病気同様,進行するにしたがって症状も深刻になっていきます。では,貧血になるとどのような症状が現われるのでしょうか?

 

貧血の最も初期の段階では,それほど目立った症状がありません。何となく疲れやすいとか運動すると息が上がるなどといったところから始まることが多いです。そのようなときに鏡を見ると,顔色が悪く思えたりまぶたの裏が白かったりします。それらの何気なく感じる自覚症状と体の変化から,もしかしたら貧血を起こしているのではないか,と感じるようになる人もいますし,それほど気に留めない人もいるでしょう。

 

その状態を放置しておくと進行して,さらに重い症状が出ます。血液を多く必要とする脳への酸素不足から,頭が重い,または痛い,といったことを訴えることがありますし,目まいや耳鳴りも起きやすくなります。単なる疲れと考えるかも知れませんが,貧血は休養では改善せず,さらに進行することもあるでしょう。

 

重度の貧血になると,立っていられないとか到底体を動かせる状態ではないなど,日常生活に大きな支障が出ることになります。食べ物が飲みにくい,食欲がないといった症状に加えて,明らかに顔色が悪く見えます。

 

もちろん,症状の出方には個人差があり,貧血の程度と症状の程度は必ずしも比例するとも限りません。また,他の病気との関係もありますから,早めに対処することが大切です。