良い医療の受け方

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良い医療の受け方

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良い病院,良い医師を見つけたなら,良い医療を受けたいと思います。医師の技量に係わる部分もありますが,患者の側の心掛けが必要なこともあります。では,良い医療を受けるにはどのようにすれば良いのでしょうか?

 

まずは,診察のときに状態をきちんと説明できるようにすることが大切です。そうでなければ,医師は正しい診断を下すことができません。自分も納得できないまま治療を行なうことになります。それで,症状が最初に出たのはいつか,それから症状がどのように変化したか,どのような対処をしたか,市販薬を使ったのであれば何を使ったのか,といったことをまとめておきます。忘れてしまうことがありますので,メモしておくと良いでしょう。

 

その後,検査を受けるなどして診断に必要なことを行ないその説明を受けます。医師によっては,他の患者の待ち時間なども考えて,細かい説明を省くかも知れません。しかし,自分が診察を受けている時間ですから,理解でき納得できるまで話を聞きましょう。

 

治療の方法については,基本的に患者が決めることです。症状が軽くても,薬をどの程度使うか,いつまで使う必要があるか,といったことや副作用のことなどを理解した上で薬の処方を受けるようにしましょう。よく分からないけど薬を出されたから飲んでいる,というのは決して良い医療とはいえません。

 

通院したり入院したりして経過を見るようなケースでは,体調の変化を正直に話すのも大切なことです。やはり忘れないようにメモすると便利です。