かかりつけ医について

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かかりつけ医について

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ちょっとした体調不良で病院に行きたいとき,大きな病院よりも近くのクリニックの方が楽に行けることがあります。子供がいる場合などは特にそうです。そのようなときに役立つかかりつけ医の制度について見てみましょう。

 

医療は,基本的に二つの段階に分かれていて,日常的な健康不良に対応するプライマリケアと,規模の大きな病院や一般病院で行なわれる専門的な治療とがあります。かかりつけ医が行なうのはプライマリケアで,比較的軽い病状に対応し,さらに詳しく検査したり専門医の治療を受けたりするのが望ましい場合には,そのような病院を紹介してくれます。

 

最初から大きい病院に行けば二度手間にならないのではないか,と思うかも知れませんが,自分では心配していても大したことではなかったということもあります。そのようなときは,大きな病院で長い時間待ったり検査を受けたりするのに疲れてしまいますが,先に知識のある医師に診てもらっていればそのようなことを避けられます。また,かかりつけ医の紹介状があれば,専門の病院でも早く診察を受けられることもあります。

 

開業医の多くが,元々は一般病院で自分の専門科を持っていましたから得意な分野がありますが,総合的な医療を行なえる医師も多くいて,かかりつけ医とすることができます。

 

かかりつけ医は地域や家庭の事情も知っていて,話をすると自分の親族のことを知っているということもあります。安心して相談できるかかりつけ医を持つと,良い医療を受けられます。