一般的な症状として多くの人が悩んでいる，肩こり。現代病とか国民病などともいわれ，その解消法などさまざまな情報が広まっています。ここでは，肩こりとはどのようなもので，何が関係しているのか，まとめています。
肩こりとは
国民病ともいわれる肩こり。この記事を読みながらも，肩こりを感じている人は多いでしょう。身近な症状である肩こりですが，案外奥深いものでもあります。では，そもそも肩こりとはどのようなものなのか，見てみましょう。
一般に，肩こりとは，肩のこわばりとされています。肩といいますが，厳密にいえば，首やその付け根付近，また背中上部での症状のことで，日本独自の表現のようです。英語で肩こりは，stiff neckといい，直訳すれば首のこわばりという意味です。
肩こりの症状としては，首周辺の重い不快感が主で，重いものが乗っているようだとか，中に鉄が入ったようだ，などと表現することが多いです。どの表現にしても，筋肉の硬直した状態が連想されます。また，ひどく悪化して進行すると，重苦しさが痛みに変わり，何をしても和らぐことなく，寝ていても痛い場合もあります。
肩こりになる原因はさまざまあり，またどれが正しいとも間違っているともいえない，まだ未解明の部分の多い症状です。しかし，筋肉が過度に緊張し硬直するのには，本人の生活上のクセや習慣，健康状態が影響していることは確かです。それらの要素が複合的に合わさったとき，肩こりが起きやすくなるといえるでしょう。
肩こりの解消法として，シップ薬を使ったりマッサージを行なったりするのが一般的です。肩こり解消のグッズを利用する人も多いですし，薬で和らげようとすることもあるでしょう。それらの方法を上手く取り入れれば，完全に治りはしなくても，症状を軽くしたりこりが起きる頻度を少なくしたりすることができます。