肩こりセルフチェック

肩こりになりやすい人は，どの程度進行しているのか，また何が原因なのかをチェックしなければいけませんし，肩こりのない人も肩こりを引きこす要因がないか確かめることが大切です。では，肩こりのセルフチェックをしてみましょう。

まず，座ったまま行なえる肩こり度チェックです。まっすぐに座り，首を右に倒し，右手で軽く引っ張ります。左側も同じようにします。左右の曲がり具合が違っていて，どちらかは一方よりも引っ掛かるような感じがあるなら，伸ばしにくい方の肩の筋肉が固まっていると考えられます。両方とも曲げにくくて伸びた方の首筋が強く引っ張られるように感じるならば，両肩とも強い肩こりになっているのでしょう。

また，まっすぐに立って，ひじを伸ばして両手を合わせ，腕を胸の前に上げます。肩がこっていれば腕を上げにくいですし，合わせた手の長さが違っていることもあります。姿勢のゆがみがあれば，どちらかの肩だけがこりやすくなっていて，腕を動かすのも楽ではなくなります。

次は，肩こりの原因についてのチェックです。冷え性である。運動不足である。姿勢が悪いと指摘されることがある。長時間のパソコン作業をすることが多い。精神的なストレスを感じる。これらは，肩こりの原因になる大きな要素です。当てはまるものが多ければ，肩こりになりやすいですし，特に強く感じるものがあれば，それが肩こりの原因になっていると考えられます。

ちなみに，生真面目な性格の人，バストの大きい女性も肩こりになりやすいとされています。