口内炎とは

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口内炎とは

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口の中で起きるトラブルとしては,口内炎も非常に多く一般的なものです。痛みで食事をするのが辛かったりしゃべりにくくなったりすることがあります。では,口内炎とはどのようなものなのか,見てみましょう。

 

口内炎とは,口の内側の粘膜や歯ぐき,唇,舌などにできる炎症のことをいいます。唇にできる炎症の場合は,口唇炎といって口内炎と区別することもありますが,基本的に症状や発生するメカニズムは同じです。

 

口内炎にはいくつかの種類があり,最も一般的なのがアフタ性口内炎です。中心が白っぽくくぼんでいて周りは赤く盛り上がった形をしています。大きさは,大きくても直径が1センチに満たないほどで,一度に数個できることもあれば,1つが治りかけた頃にまた別の新しい口内炎ができることもあります。塩辛いものやスパイスの多いものなどを食べると強烈な痛みを感じますが,数日で炎症は治まり,2週間もすれば跡がほとんど残らず消えることがほとんどです。

 

ウィルス性の口内炎もあります。ヘルペスウィルスが原因のため,ヘルペス性口内炎とも呼ばれます。小さな水泡がいくつもかたまってできることが多く,チクチクとした痛みから症状が始まり,やがてかさぶたになって治っていきます。

 

カタル性口内炎というものもあり,これはアフタ性とは違い,赤く炎症が起きるだけで境がはっきりしないという特徴があります。

 

どのようなタイプの口内炎でも,それほど長引くことはありません。いつまでも治らない場合は,ガンや前ガン症状の可能性がありますので,専門医の診療が必要です。