虫歯と歯周病とは

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虫歯と歯周病とは

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口の中のトラブルとして最も多いのが,虫歯と歯周病でしょう。性別や年齢に関係なく注意が必要なものですが,その割りにケアを怠りがちになってしまいます。では,そもそも虫歯や歯周病とはどのようなものなのでしょうか?

 

歯は,よく知られているとおりカルシウムが主成分となって作られています。他にも,リンやマグネシウムなどのミネラルが歯には多く存在していますが,酸の働きを受けると溶け出してしまい,歯が弱くなっていきます。しかし,一時的にそのようになっても口の中の環境を改善し,歯に必要な栄養素を与えることができるなら,歯を損なわずに済みます。ですから,酸などによって歯の成分が溶け出すことよりも歯の再形成の方が弱くなっていると虫歯になりやすくなります。

 

虫歯は徐々に進行し,放置すると歯の多くの部分が侵食されてしまいます。そうなるまでにもズキズキとした痛みを感じ,食事をするのが難しくなることがあるでしょう。また,虫歯は細菌によるものですから,それによる口臭も発生しやすくなります。

 

歯周病の場合は,歯そのものではなく,歯と歯ぐきの隙間に歯垢が溜まることによって歯ぐきが腫れることによって起こります。虫歯よりも進行に気付きにくく,歯磨きのときに出血があっても強く磨き過ぎたかと思う程度で,そのままにすることも多いようです。歯周病には,冷たいものがしみる知覚過敏や歯ぐきに膿が溜まる歯槽膿漏などの症状があります。

 

虫歯にしても歯周病にしても,なってしまうと大変ですが,予防することが可能です。