口臭の対処法

どうも口が臭っているかも知れないと気付いたとき，また臭いが気になる状況になったとき，できるだけ早い対処をして口臭を抑えなければいけません。では，口臭がするときやしそうなときの対処はどのようにすれば良いのでしょうか？

口臭に気付いたときは，できるのであればすぐに歯磨きなどで口の中を清潔にすることが大切です。もしかすると，食べカスがたくさん残っているかも知れません。それは，口臭の原因となる細菌を増やすことになりますので，できるだけ早く取り除くようにしましょう。外出先などで歯磨きが難しいのであれば，塩水か緑茶で口をゆすいだり，マウスウォッシュを使ったりすると良いでしょう。

食後は，食べたものによっても口臭が発生しやすくなっています。ニンニクやニラなどのネギ類はにおいの強い食品の筆頭ですが，食べたいときもあります。そのようなときは，消臭効果のあるものを食後に食べることが役立ちます。牛乳は，ネギ類のにおい成分を包み込む働きをしますし，酸っぱい食べ物に含まれているクエン酸は，食べカスの腐敗を防いでくれます。緑茶には消臭効果がありますので，このような食品を食後に使うと，その後いくらかにおいを和らげることができるでしょう。

このようなもので口臭を抑えると，その効果を持続させようとして，何も口にしなかったりしゃべらなかったりするかも知れませんが，唾液の分泌が口臭予防に必要であることを考えると，水をときどき口に含んだり話をしたりして対処すれば良いといえます。