魚のから揚げの作り方

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魚のから揚げの作り方

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魚の加熱調理の一つとして,から揚げも人気です。そのまま醤油やレモンなどをかけて食べることもできますし,三杯酢漬けやあんかけにしてもおいしいです。では,魚のから揚げの作り方を見てみましょう。

 

揚げ物に共通していえる悩みに,中に火が通らず外が真っ黒になるというものがあります。それは,揚げ油の温度に問題があります。身がふわっとしているのに外はカラッとした状態に揚げるには,二度揚げすると良いでしょう。

 

最初は,低い温度で揚げ始めます。油に粉を振ると,粉が沈むのでもなく激しい音を立てて湧き上がるのでもない,パッと散るような感じのところが目安です。そこから,揚げ油の温度を上げないようにしながら揚げていきます。揚げ始めは魚の水分が出て大きな気泡が出ますが,次第にその泡が小さくなります。そこで一旦取り出してバットに開け,粗熱が取れたなら,一回目よりは高い温度でサッと揚げます。余熱でも火が入りますから,必要以上に揚げないようにしましょう。油をよく切ることも,カラッとしたから揚げにするコツです。

 

三枚下ろしに失敗して骨に身がたくさん付いてしまうことがあります。それは,低温でじっくりと揚げれば,骨まで食べられる骨せんべいになります。上級者だと,ヒラメのような大きな魚でも骨のから揚げを作れるでしょう。

 

から揚げのような調理をするときは,決して火のそばを離れないようにしましょう。揚げすぎてしまうだけでなく,事故の原因になります。また,揚げる魚は水気をよく切ってから揚げなければ油が大きく跳ねますので,注意しましょう。