魚で脳活性

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魚で脳活性

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魚を食べると頭が良くなる,と歌う歌がスーパーの鮮魚コーナーで流れていたことが一時期注目されました。食べるもので脳の働きが変わるのであれば,是非取り入れたいと思う人は多いでしょう。では,本当に魚を食べることで脳が活性化するのでしょうか?

 

脳の働きを良くするとされている栄養素は,魚独特の脂肪酸であるDHAとEPAです。特に,DHAは脳の栄養素とか受験生の栄養素などと呼ばれることがあります。

 

DHAが脳を活性化させるメカニズムとして,脳内の神経細胞の細胞膜の材料となるため,その柔軟性を増して機能しやすくする,ということがあります。脳へはどのような栄養素でも入っていける訳ではなく,脳関門を通らなければいけませんが,DHAやEPAはそこを通過できる数少ない栄養素であり,脳の発育や機能維持に大切な役割をしているといえます。

 

また,DHAは血液をキレイにして流れやすくするのにも役立ちますから,脳へのエネルギー供給もスムーズになり,脳の働きを良くさせることができます。

 

頭が良くなりたいと思う大人はもちろん,脳が未発達で発育途中にある子供は魚からDHAやEPAを多く取り入れなければいけません。小さい頃の食生活は成長に大きく影響しますから,親としては魚を食べさせる機会を多く設ける必要があるでしょう。

 

小さい子供には,サケをほぐしたものやマグロの切り身を小さく切ったものなどを食べさせることができますし,次第に煮魚なども上手に食べられるように教えると良いでしょう。家族での外食は,焼肉よりも回転寿司がオススメです。