食欲不振とアルコール

スポンサードリンク

食欲不振とアルコール

スポンサードリンク

食欲不振に対してアルコールが示す作用についてときどき取り上げられます。何でもお酒に頼るのは良くありませんが,食欲不振のときはどうでしょうか?では,食欲不振とアルコールの関係,また注意点について見てみましょう。

 

コース料理で食前酒が使われるように,アルコールを食事前に適量飲むことには効果があります。それは,唾液や胃液を分泌させて食欲を増進させるというものです。また,気分をリラックスさせる働きもあり,ストレスを解消しながら食事をするのに役立ちます。

 

と書くと,食欲増進のためといって毎晩のようにアルコールを飲む人がいます。食欲に問題がないのであれば,食欲増進を目的にお酒を飲む必要はないでしょう。アルコールは,十分コントロールして使わなければ,百薬の長ではなく病気の原因となります。

 

アルコールに食欲増進効果があるため,お酒もどんどんと進むことになるでしょう。酔って気分が緩めば制限が効かず,飲み過ぎる人は少なくありません。そうなれば,食欲増進ということは関係なくなり,内臓への負担を気にしなければいけなくなります。

 

お酒を飲んで翌朝胸焼けがするような人は,要注意です。アルコールによって胃の入り口が緩んで逆流性食道炎を起こしています。それが食欲を低下させることになりかねません。

 

食欲不振への対処としてお酒を利用する場合は,食卓にビンごと置かず,グラスに1杯だけ注いでおくようにすれば飲み過ぎを避けられるでしょう。一緒に食べるものも,脂っこいものが多くならないようにしましょう。