化粧品の選び方

スキンケアに使う化粧品選びは簡単ではありません。特に，肌の弱い人やアレルギーのある人は注意しなければ，かえって肌を傷める結果になりかねません。では，化粧品を選ぶのにどのようなことを参考にすれば良いでしょうか？

化粧品には，食品と同じように使われている成分の表示があります。薬事法によって，すべての配合成分を表示することが義務付けられていて，パッケージやラベルには表示がされています。食品選びのときと同じように，化粧品を選ぶときもこのような表示をチェックする必要があるでしょう。

しかし，見ても何だかよく分からない化学薬品の名前ばかり，と感じるかも知れません。確かにすべてを理解するのには知識が必要ですが，ポイントを抑えておけばどのような化粧品なのかある程度知ることができます。

例えば，多くの人が気にする防腐剤はどうでしょうか？普通，防腐剤とは表示せず，防腐剤の成分が表示されるため，知らずに防腐剤入りの化粧品を使っていることがあります。パラベンやソルビン酸などが代表的な防腐剤です。

香料も気になりますが，いくらか使わないとただの薬品になってしまうため，何らかの香料が含まれている化粧品がほとんどです。合成香料なのか，植物性の香料なのか，といったことはチェックできるでしょう。

また，食品の場合と同じように，配合量の多いものから表示されていますので，主成分が何かを知ることができます。メーカー独自の開発成分もあり，その効果を比べるても良いでしょう。