住まいの健康について

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住まいの健康について

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これまで健康的に過ごせる住まいについて取り上げてきましたが,住まいそのものも居住者と同じように健康でなければいけません。では,住まいを健康的な状態に保つためにどのようなことが行なえるでしょうか?

 

日本では,家の寿命は30年といわれています。ということは,30歳以上の人は,最低1回は新築や改築,大規模な補修の経験があるということになります。そう考えると,非常に短いサイクルで家が建て替えられていることを実感します。

 

ここには,住まいの流通などの比較的大きな問題も関係していますが,やはり住む人の意識はかなり重要なポイントといえます。多額の費用を支払って建てた分,ローンの返済のために毎日働いていると,どうしても大切な住まいのメンテナンスがおろそかになります。留守にしがちで締め切った状態が続くと,家は傷みやすくなるともいわれます。それぞれの事情や行なえることは異なりますが,家の手入れはしっかりと行ないたいものです。

 

車も,自分で行なう日常点検や周期的な法定点検によって状態をチェックし,必要な整備を行ないます。同じように,家も傷みや劣化が表面化する前に専門家に診てもらうのが良いでしょう。建築士に建物調査を依頼することで行なえます。おおむね10万円もせずに受けられます。大きな傷みが出るのを避けて長く暮らせるようにするためのものと考えれば,それほど高額ではないでしょう。

 

住まいの状態が良ければ,住む人も快適に過ごせます。健康的に暮らすために,住まいの状態を一度チェックしてみてはいかがでしょうか?