害虫による被害

キレイにしておきたい住まいにも，いつの間にか害虫が入り込んでいることがあります。小さな虫でも大きな被害の元となることがありますので，十分注意しなければいけません。では，害虫によるどのような被害があるでしょうか？

害虫による被害として真っ先に挙げられるのが，虫刺されです。日本では，蚊やノミ，ダニなどが一般的で，毒というほどでもない有害な成分がそれらの唾液に含まれていて，噛まれたときに刺激を受けることになります。普通はちょっとした腫れやかゆみが数日間出る程度ですが，アレルギー体質の人の場合は症状が重くなることもあります。

害虫の存在そのものも，健康に悪影響を及ぼす原因となります。何らかの虫が家の中にいれば，そのフンや死骸なども出る訳で，目に見えないそれらのものが呼吸によって体に入り込むことがあります。人によっては，アレルギー症状が出るでしょう。ほんの少しの綿ボコリでもそれらのものを無数に含んでいるといわれますので，清潔にしておきたいものです。

日本の場合あまり心配する必要はないかも知れませんが，害虫が不衛生な状態を引き起こしたり媒体となって病気を運んだりすることもあります。

害虫による被害として気を付けたいのは，子供への被害です。体が小さくて被害を受けやすいのに，不用意に触ったり触った手を洗わずに口に運んだりして，余計に危険です。虫が出やすい地域に住んでいるなら，春先から夏にかけ虫の増える時期には注意が必要です。