いろいろな入浴法

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いろいろな入浴法

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一日の終わりのお風呂はとても気持ち良いものです。お風呂もそのときの体調に合わせて上手に使うことでその効果を高めることができます。ときには,いつもの入浴法を変えてみるのも良いでしょう。では,体調や状況に合わせた入浴法について見てみましょう。

 

普通日本人が入って気持ち良いと感じるお風呂の湯温は,40度前後です。血行が良くなって体が温まるような温度です。これより熱くなると,肌に刺すような刺激があって入ることができませんし,ぬるいと温まらないような感じがします。では,このようなお湯の温度をどのように使い分けることができるでしょうか?

 

多くの人がしているように,半身浴など体の芯から温まりたいときは,ぬるめのお湯を使います。温度でいうと,38度くらいです。これくらいのお湯に浸かると,心拍数も血圧も低下し,ゆったりした気分になれます。長時間入ることができて,芯まで温められるメリットもあります。寝る前にこの状態を作ると,その後の体温低下によって眠りやすくなります。

 

熱いお湯のときはどうでしょうか?42度くらいの熱いお湯を浴びると,その強い刺激から交感神経が活発になり,体は緊張状態になります。ですから,朝目を覚ましたいときなどは,熱いシャワーをサッと浴びると良いでしょう。

 

足先が冷えるような人には,足浴がオススメです。少し熱いと感じるくらいのお湯をバケツに入れて,15分くらい足を浸けます。リビングでテレビを観ながら行なっても良いでしょう。むくみを解消するのにも役立ちます。