運動不足と肥満
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太りたくないと思っていても,いつの間にかお腹に脂肪が付いて体重が増えている,ということがよくあります。思い起こすと,運動をしていないことに気付かされるでしょう。では,運動不足がどのように肥満に影響するのか,見てみましょう。
肥満についてのイメージや考え方はいろいろありますが,体脂肪が多く,何らかの健康障害が出ている場合,肥満症という病気として扱われます。最近では,メタボリック症候群が広く知られるようになって,診断の必須条件である内臓脂肪の量にも注目する人が増えています。体質や体格の問題もありますが,身長に対して体重が異常に多いなら肥満といわざるを得ないでしょう。
肥満の原因として考えられるのが,摂取カロリーの過多です。体型や生活パターンからすると1日に必要なカロリーがある程度決まりますが,それを超えて食べたり,チョコチョコと何かを食べる食べ癖があったりすると,それがエネルギーにならずに体に蓄積されていきます。
当然ながら,運動不足になると消費エネルギーが少なくなりますから,その分カロリー過剰の状態になって肥満になりやすくなります。人の体は,生存しやすくするため,エネルギーを消費しにくく,脂肪を溜め込みやすくなっていますから,油断するとすぐに太ってしまいます。
運動不足による肥満を防いだり改善したりするためには,集中的な運動を行なう必要があります。細切れの運動でも十分効果が得ることができます。