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だるさというのは非常にありふれた症状の一つで，程度の差こそあれ誰でも何度かは感じたことのあるものです。はっきりしない症状にもどかしく思う人もいるでしょう。ここでは，だるさの特徴や注意点などについてまとめています。
だるさとは
疲れたときや体調の悪いときなどにだるさを訴えることがあります。人からは見ても分からず，症状としても漠然としていますが，確実に起こるものです。では，だるさとはどのようなものなのか，見てみましょう。
専門的には，だるさは倦怠感と表現されます。だるいといっても，程度や微妙なニュアンスは人によって，また状態によって異なります。力が入らない，やる気が起きない，集中力が続かない，とにかく休みたい，といったことはだるさの一部です。疲れやすさや脱力感というのがだるさの特徴といえるでしょう。
だるさとよく並べられるのが，疲労，つまり疲れです。非常によく似ている症状ですが，疲れていてもだるくて何もできないということがない場合もありますし，疲れるようなことをしていないのに体がだるいと感じることもあります。ですから，疲労とだるさは別のものですが，疲労の一症状としてだるさがあるということからすると，だるさの方が限定的といえるかも知れません。
ちょっとしただるさを日常的に感じる人は少なくありません。しかし，気分を切替えたり少しの休憩を取ったりすれば解消するのであれば問題ないでしょう。ですが，いくら休んでもだるさが抜けないとか精神的に滅入っているなどといったようなケースでは，注意が必要でしょう。何かの病気の症状としてだるさが出ている可能性もありますし，過度にストレスが蓄積していることも考えられます。そのようなときには，医師に相談して必要なら治療を行なうべきです。