記憶力を向上させる勉強法2

記憶しやすいように勉強をしたなら，今度はそれを忘れないようにするための作業が必要です。何度も確認をしながら勉強を進めることが大切でしょう。では，記憶力を向上させるために勉強後のどのような対策が必要でしょうか？

繰り返して勉強することで記憶しやすくなりますが，一番効果のあるのが，誰かに話をすることです。話をするというのは，勉強したことを言葉にして他人に説明できるようにするということですから，何となく頭に入っている程度では行なえません。ですから，勉強した内容を話すことで，自分がどれほど理解しているかを確認できます。また，話をしているなら，お茶をしているときであっても勉強しているのと同じように頭を使えます。ノートの終わりに一言書き加えることもできるでしょう。

勉強をするのは，1回ではありません。毎日かも知れませんし，1週間のうちに数回かも知れません。いずれにしても，次に勉強をするときは，前に勉強したことを思い出すことができるでしょう。つまり，復習をする訳です。しかし，それほど長い時間を掛ける必要はないでしょう。確認作業としての復習，また今回勉強する内容へのつなぎとして振り返ると効率が上がるでしょう。

せっかく時間を掛けて勉強するのですから，目的を果たせば忘れてしまうような勉強方法ではつまらないです。勉強した内容がしっかりと身に付いて長く記憶していられるように，工夫しながら自分なりの勉強方法を持つようにすると良いでしょう。