生活習慣による食欲不振

スポンサードリンク

生活習慣による食欲不振

スポンサードリンク

比較的軽微で一時的な食欲不振が起きる原因として,生活習慣の乱れがあります。不規則な生活をしている人は注意していなければいけないでしょう。では,乱れた生活習慣が食欲不振をどのようにして引き起こすのでしょうか?

 

食欲不振の原因となる生活習慣としては,運動不足が挙げられます。食事から摂ったカロリーや体内に蓄積されている脂質がエネルギー源として利用されますが,活動量が少なくて消費エネルギーが少ないと,エネルギーの補給が必要だと体は判断しません。そのために食欲が低下し,食べなくなることがあります。高齢者や病気療養中の人が少食なのには,このようなことが関係しています。

 

運動不足で食欲が低下すると,エネルギー不足に陥り,さらに動けなくなる,という悪循環に陥ります。当然,運動不足でも十分過ぎるほど食べるのは肥満につながりますから,こちらも注意が必要でしょう。

 

また,睡眠不足も食欲に影響する生活習慣の一つです。睡眠不足になる原因はさまざまですが,何が原因であるとしても睡眠不足そのものは体にとってストレスとなります。それによって自律神経のバランスが乱れ,消化器系にダメージを与えることで,食欲不振になることがあります。

 

お酒の飲み過ぎにも注意が必要です。適量のお酒は食欲を増進させますが,多くなると肝臓や胃に負担となり,食欲を低下させることがあります。二日酔いで次の日は食べたくないということがある人は,お酒の量を調整しましょう。