冬の健康トラブル

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冬の健康トラブル

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一年の中で最も体調を壊しやすい時期が冬でしょう。寒くなると調子が悪くなったり,慢性的な症状が強くなったりすることを経験する人は多くいます。では,冬に起こりやすい健康トラブルにはどのようなものがあるでしょうか?

 

寒くなれば,やはり風邪やインフルエンザが多くなります。症状はケースによってさまざま異なりますが,発熱やせき,鼻水,頭痛,関節痛などが主に起こります。風邪は3〜4日程度休めば良くなることが多いですが,インフルエンザの場合は感染拡大を防ぐ意味でも症状が治まっても外出は控えなければいけません。最近の新型インフルエンザの流行で,インフルエンザへの感染を心配する人は増えています。

 

冬場は,冷え性に悩む人が増える時期でもあります。最近は,女性だけでなく男性にも多い冷え性ですが,単に手足が冷えるだけでなく,肩がこったり便秘になったりと他の症状が出ることも少なくありません。意識して寒さへの対策を十分に行なったとしても冷え性になる人は毎年起こりますから,体質や生活習慣が大きく影響していることがうかがえます。

 

注意が必要な冬の健康トラブルとして,高血圧が挙げられます。寒い中体を動かそうと思うと血液が多く必要なため血圧が上がりますし,寒くて血管が収縮するとさらに血圧が高くなるでしょう。暖かい部屋と寒い外を行き来するときに急激な血圧の変化が起こり,心筋梗塞などを起こす人が多くいます。

 

日が低く曇りがちな日が多い冬は,気分も晴れにくく,ウィンターブルーと呼ばれる冬限定のうつ症状が出る人も少なくありません。