水太りの真実

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水太りの真実

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水をたくさん飲むと太るからイヤだ,と思っている人は少なくありません。健康のために水を飲むようにいわれたり,どっちにしたら良いのか迷ってしまうでしょう。では,水太りということは本当に起きるのでしょうか?

 

このことは,太るとはどういうことかを考えればすぐ答えが出ます。太るというのは,体脂肪が多く付くことです。体脂肪のもととなるのは,脂質や糖質です。水はエネルギー量がゼロで脂質も糖質も含まれていませんから,いくら飲んでも体脂肪が増えることはありません。

 

気を付けなければいけないのが,スポーツドリンクです。味のない水よりおいしいし,砂糖たっぷりのジュースよりも健康的だと思って,スポーツ時以外でも日常的に飲む人もいるでしょう。最近は低カロリーの商品も増えていますが,スポーツのときのエネルギー源として糖質が必要なため,古くからあるスポーツドリンクは高カロリーなものもあります。そのようなものはたくさん飲むと,糖質の摂り過ぎで太ることになるでしょう。

 

では,水を飲むことでむくんでしまうのではないか?という心配についてはどうでしょうか?むくみというのは,水をたくさん飲むから起きるのではなく,体内の水分分布が異常になって起きるものです。その異常の原因としては,腎臓などの病気も挙げられますが,健康体の人の場合は,塩分摂取が多いことや筋肉量の低下などが考えられます。

 

ですから,水を飲むことで太ったりむくんだりするということは普通では起きず,むしろ生活習慣の改善と共に水分補給を行なうことで,肥満やむくみを解消することができます。