水の大切さ

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水の大切さ

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ほとんどどこででも手に入る水ですが,これが不足することは非常に深刻な事態を招きます。よく訴えられる水不足は,人の体にとっても自然環境にとっても大きな問題です。では,水はなぜそれほど大切なのでしょうか?

 

まず,地球環境における水の大切さについて見てみましょう。別項で取り上げたとおり,地球上には非常に多くの水があるとはいえ,人の生活に利用できる水はわずかです。それにもかかわらず,地球人口は増え続けていて,その分水の需要が多くなっています。水道からほぼ無制限に得られる水ですが,現在の状況を考えると,不自由することなく水の供給を受けられるのは非常にありがたいことでしょう。

 

海やときどき降る雨を見れば,水は限りのない資源だと考えてしまいますが,生活用水とできる水には限界があります。どうしても必要な地域では海水を真水にして利用することも一部では行なわれているようですが,それもどこででも可能な訳ではありません。やはり水は大切な資源であるといえます。

 

では,人体にとって水はどれほど大切でしょうか?人の体内には60パーセント程度の水分がありますが,これがたった1パーセント減っただけで猛烈なのどの渇きを感じます。さらに水分が奪われると,血液の循環が悪くなり,命に関わる事態に陥ることさえあります。

 

のどが渇かなければ水を飲まないという人もいますが,実際は排泄物や汗,呼吸に含まれる水分といった形で水が失われていますから,それを補うことは非常に大切です。