環境によるストレス

ストレスといえば精神的なものを思い浮かべますが，物理的にストレス源となるものも多く，周辺の環境に気を配ることが大切であるといえるでしょう。では，ストレスとなる環境にはどのようなものがあるのか，見てみましょう。

周辺環境でストレスとなるものは，時期によって異なります。例えば，夏場は厳しい暑さ，冬場は寒さが体にとってはストレスです。梅雨時期のジメジメした感じも同じです。もちろん，それぞれのシーズンで快適さを求めて行なったことが合わなかった場合，例としては夏のエアコンが効き過ぎていることがありますが，そのような環境もストレスとなります。

ですから，暑い時期に遊びに出ることでストレスを解消しようとしているときも，高温がストレスとなっている，ということになります。しかし，レジャーでは精神的なストレスの解消が主な目的ですから，暑さに対して適度な対処をしておけば問題はありません。

季節に関係なく受ける環境からのストレスとしては，騒音や振動といった公害ともいえるものが挙げられるでしょう。一日中機械の作動音がしている職場であったり，長時間車を運転して揺れを感じたりするようなときには，このようなストレスを受けていることになります。家の近くに工場があるなら，音やにおいがしてそれが刺激となるでしょう。

それで，自然によるものでも人工的なものでも，体への物理的な刺激が強くなると，それはストレス源の一つとなります。そのストレスを解消するかどうかは，それがどの程度不快かということが関係してくるでしょう。