不眠症対策

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原因や程度はどうであれ,非常に多くの人が不眠の状態にあります。なかなか眠れない状態は,日中の活動にも影響し,決して放置して良いものではありません。ここでは,そもそも不眠とはどのような状態なのか,まとめています。

不眠とは

日本人の2割,実に5人に一人が不眠に悩まされているといわれています。不眠は,風邪や腹痛などと同じように一般的な症状になってきています。では,不眠とはどのような状態なのか,見てみましょう。

 

まずはっきりさせておかなければいけないのが,不眠は病気ではない,ということです。不眠症といわれるくらいですから,症状の一つということになります。何らかの病気が原因で起きることもありますが,不眠自体が病気ではなく,一症状として現われている,ということを覚えておきましょう。

 

また,不眠と間違えやすいのが,寝不足です。不眠は寝たくても眠れない状態のことですが,寝不足というのは意図的に睡眠時間を削っているに過ぎず,翌日は普段どおりに眠れる人がほとんどです。仕事や趣味などに打ち込んで,気が付いたら朝だった,というのは,不眠や睡眠不足とはいわず,単なる寝不足です。

 

不眠のタイプはさまざまで,それについては別項で取り上げますが,明確に何時間眠れなければ不眠,夜中に何度目が覚めれば不眠,というようなガイドラインはありません。しかし,自分で眠れない状態を意識していて,それが続いていること,また日中の疲労感やイライラ,集中力の低下といったことは,不眠かそうでないかを判断する大きな材料になります。

 

いずれにしても,寝付けない,眠りが浅い,夜中に何度も目が覚めその後寝られない,といったことが慢性化していて,それが心身の健康状態に影響しているなら,不眠と診断されることになるでしょう。