魚の選び方

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魚の選び方

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魚は,何といっても鮮度が命です。腐っても鯛とはいいますが,古くなると高級魚といえども味が落ちてしまいますから,新鮮なものを選びましょう。では,新鮮な魚の選び方について見てみましょう。

 

地域によっては,午前中の早めの時間にお店に行くと,まだ生きている魚が並んでいることがあります。産直市場のようなところでは珍しくありませんが,スーパーでも稀にパックの中でピクピクしている魚を見かけるかも知れません。当然ながら,そのようなものは鮮度に申し分ありません。

 

しかし,ほとんどの場合,内臓を取ったものや下ろしたもの,切り身になったものを買うことでしょう。そのようなものでも下処理から時間の経ったものとそうでないものがありますから,上手く見分けて選ばなければいけません。

 

まず見たいのは,身の張り具合です。処理されてから時間が経つとどうしても身がダラッとしてきます。そうなっていない張りのあるものを選ぶようにしましょう。刺身用の柵状のものは,角の張り具合がチェックポイントです。

 

また,ドリップといわれる血の混じったような汁が出ていないかどうかも見ましょう。パックを傾けて見ることもできますし,身の下に敷いているシートの染み具合からも分かります。

 

お店の陳列状態も大切なポイントです。外気の入りやすいところにあれば魚は傷みやすいですし,冷蔵庫の温度設定が低い場合も同じです。特に夏場の暑い時期は気を付けていなければ,味が悪くなるだけでなく食中毒の原因にもなりますから,注意しましょう。