朝の体内リズム

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朝の体内リズム

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一日を気持ち良く過ごせるかどうかは,朝の体調がどうかということに大きく依存しています。そのためには,朝の体内リズムがどのようになっているかを知って,きちんと整えることが必要です。では,理想的な体内リズムとはどのようなものなのでしょうか?

 

朝適度な時間に目を覚まして身支度を始めますが,それだけでは一日の活動につなげるスイッチが入りません。人の体内リズムは25時間であるのに対し,生活をする基準になる時間の元,太陽は24時間周期で動いています。ですから,太陽の光を感じないまま生活を始めても,体内リズムは1時間ずれていることになります。カーテンやブラインドを開けて日の光を浴びたときに,今日も一日頑張ろうと思えるのは,そこで朝の体内リズムがリセットされるからです。

 

朝の光を浴びることには,晩の準備をしているという一面もあります。目から太陽の光が入ると,脳はメラトニンというホルモンを分泌します。これは,それから15時間前後すると眠くなるように促す役割をしています。ですから,朝7時くらいに体内リズムがリセットされれば,晩の10時くらいには自然と眠くなってきて,十分睡眠時間を取り,次の朝は余裕を持って起きられるようになります。

 

早起きができれば,朝食もきちんと食べられます。これは栄養面でも大切なことですし,朝胃腸を動かす習慣があれば,その後の昼食や夕食も規則正しく食べることができ,間食や夜食をしなくても済むようになります。必要なエネルギー源も十分ありますから,日中元気に過ごすこともできるでしょう。